本気になって休んでみるか?

あーだこーだと考えて、意識的な思考をしているとどうも、なんだか感覚からどんどん離れていく。
頭を空っぽにして、ふっと思いついたことのほうがしっくりくるもので。


レイキあてながら思ったのだけど、
引越し以前はぶっ倒れている間でもちっとも心が休まることなんかなかったなあ、と。
今は、かなり楽だ。


考えてみれば、実質的に軟禁状態にさせられていた上、家族の生活音が一日中気になる家の中に閉じこもっているというのはかなりきつい状態だったわけで。
あちらの生活音が気になるということは裏返せば家族も私のことがかなり気になるってことで、それが彼らのストレスを大きくするものだからその攻撃が直に来るわけで。
ものすごい負のスパイラルに陥っていたわけだよな。


同じ一つ屋根の下とは言え、生活空間が一階と二階に分かれているとぜんぜん違う。
殆ど気にならない。
以前のような焦燥感を感じずにぶっ倒れていられていることに気づいた。


この状況下なら、もしかしたらかなりの回復が期待できるかもしれない。
戦う相手は「自分を追い詰めようとする自分」ただ一人だ。


とにかく、ただでさえ消耗している時に、
「あんたが治るまで待つのはもう耐えられない」とか言う母の怒りやらなんやらに対応したりすると本当に参ってしまう。
それに加えて、意味不明な父の毎日同じ時間夕方4時に「風呂沸いてるぞ」ってゆーコール、、、、変人だからしょうがないのだが、とにかく家族みんなが毎日同じ時間に風呂に入らないと気になってしょうがないという、心配のポイントが変すぎるわ・・・。
加えてその二人の度々の喧嘩ね。生きた心地しないわ・・・・。
いや、本当に、今の家のリフォームの最中は地獄だったな。週に一度はいい合いしてたんじゃないか?やつらは・・・。


その最悪の環境が改善されたもんで、どっと疲労が出ているというのが現状なんじゃなかろうか。
外からの要因で気が滅入ることは殆ど無いな、今は。
ぶっ倒れていてもかなり楽だ。


そう言えば、入院した時は楽だったな。
あの頃はかなり酷い病状だったけど、入院中にうつ状態には一度もならなかった。
3ヶ月もするとメキメキ元気が出てきて退院したんだよなー。


そう考えると、今の状態でのぶっ倒れ方ならかなりの回復が見込めるのかもしれない。
しかも、回復したら、家族のことがきっかけで落っこちる確率はかなり低くなる。


いい年して親に感謝も何にも無いってのはかなり情けないのだが、状況が状況だったんだからしょうがないよな。
経済的な安定こそギリギリにあったものの、それ以外では全く助けにならないどころか殆ど有害・・・・。
この家族はかなりおかしい。
というか、あの夫婦は最悪で、私はずっと巻き込まれてきたんだから。
もう、二度と巻き込まれないと誓ったのはこの家に引っ越した翌日のこと。


あんなへんてこな人間関係はかなり珍しいよ。
あの状態でずっといっしょに暮らし続けているのは脅威・・・・。
ゾッとする。


もう、あまり関わらなくて済むんだ。
だから、きっと、ここを越えたらかなり楽になるだろう。
そんな気がしてきた。


「きっと楽になれる」って思えるってすごいな!