久々の「楽しい」気持ち

今日は、楽しかった! のだ!
何ヶ月ぶりだろこんなの・・・。


この4回のカウンセリングで、今までは、自分がいかに妙なことを刷り込まれちゃってるかってこと、それがわけのわからない不安とかと無関係では無いこと、そして、刷り込みは所詮刷り込みだから現実では無いってこと、そんなことを、自分の考え方で理解してゆく過程だった。
それは、「もしかしたらこういうストーリーかも知れない」と、時に思ったりするそれが本当にその通りで、また、恐ろしく大きなものだっていうこと。そういうぼんやりとしたものがくっきり見えてくる過程。
知ったからといってすぐに自由になれるわけでは無いのだけど、パターンに気づくってことは絶対に必要なこと。探り探り、もしかしたらこうすることが必要かも、と、迷っていたことが、殆ど正解だったしね。


今日もまた色々なことを話したけど、そういう話とは別に、長時間の雑談で、それがもう、ほんとうに、楽しかった。元々彼女とはちょっとした友人でとても気は合うのだけど、こんなふうにシリアスな話題を交えて、全くのオープンハートでふたりきりでしゃべることがこんなに楽しかったなんて・・・・。


カウンセラーとしての彼女を信頼しているからこそ、とても人には話すことのできないような思いを打ち明けるのだけど、それがすんなりと通じる、そして、それは、彼女もまた彼女なりにろくでもない経験の中で自分を見つめ続けて問い続けてきた人だからだってこと。パワフルに見える彼女だけれども、私と同じような不安や弱い自分を持っているってのはちょっと意外だったのだけど、でも、さもありなんと腑に落ちる。


映画やテレビや世間話、今までだって彼女とは話が通じやすいのは確かなんだけど、なんか、それ以上。いつものように、「この話は通るか否か」なんていう探りを入れなくても、自分の話したいように話すだけで伝わる。意見が同じでも違っても、気持ちよく伝わる。話が表面的なことから深いところまで触れては、また他愛もない話に、行ったり来たり。まあ、なんて心地いいのだろう。


私はずっとこんなふうに話ができる相手を求め続けて、どうしても得られなかった。ただ一人でもいいからと思っていた。そして、残念ながら彼女とは無理なんじゃないかと思うことも随分あったのだけど。なんだかなー。意外なもんだなあ。あーんな素敵で大好きな彼女とこんなに互いに楽しめる、そういう自分のことが、すっごい好きだわ、私・・・。


まあ、なんというか。彼女の考え方も一般常識からはかなり突拍子もないようなもんなんだけど、彼女が既に出した答えは、私がずっと「こうだと思うんだけど、でも、こんなふうに考えちゃってもいいんだろうか?」と迷い続けたことで。だから、「そこまで言っちゃうのーー!?(笑)」ってなることもあるくらいで。だから、もしかしてもしかしたら、私達が二人とももの凄く間違っているっつー可能性だってあるんだけど、でも、そういうふうに考えるのが一番楽しくて一番すっきりするんだから、それ以上の正解なんかあってたまるか、ってなもんだよなあ。


とにかく、世の中の決まり事とか常識と言われているようなこと当たり前とかいうの、どんなにもっともらしく見えようが、それが嫌だとか違うとか感じるんだったら、そんなもんに義理立てする必要なんか一切無いじゃんかよ!っつー考え方なんだな。こう言っちゃうと身も蓋も無い感じするけどな。そんで、そういう判断基準って、思うほどリスキーでも無いんだなきっと。「これが一番正しいんだーー!!」なあんて人に押し付けなければ別にそれで通るんだよな。理解されない孤独なんかより、自分が身動きできないほど辛くなるような価値観に押しつぶされるほうがずっと辛いってこと、私にも、もう、十分すぎるくらいわかってる。


そもそもこの世の中のど真ん中の高い所、みたいなもの(がもしあるのなら)には、本当に心から興味が無い。自分の行きたいところに行きたいし、自分のいたいところにいたい。誰かの場所が欲しいわけじゃない。


なんだか、もう、ほとんど、ブルーハーツの「歩く花」とか、そういうので。
私と彼女が似ているのは、人のものなんかなーんも羨ましく何ともない、もう、本当にこれっぽっちもって心からそう思うタイプなのねえ。純粋なんだかバカなんだかわかんないけど、殆ど多くの人がギョッとするくらい濃厚にそういう人なんだよねえ。


自分ってそういう風にしか物事を考えられないんだけど、世間ってそういう人間を見ると何故か寄ってたかって「そんなに無防備では生きて行けないんだよ」っつー余計な世話を焼くことになっている。でもさー、別に生きてけるんだよなあ。むしろ、そういうのに「やっぱりそうなのかしら?」なんて煩わされることがもう本当に消耗の極みなんだけどこっちからすると。


彼女なんかもう、そうやってやり続けている人だもんで、バッサリ「よけーなお世話!」って言い切れる。それで、じゃあ、彼女が特別にそれを通せるほど強いのかって言ったら、ぜーーんぜん、どうも、強くなんか無い。強いって思われてるけどさー。(笑)


私も余計なお世話な洗脳要員とはやっぱりさっぱり手を切ろう。って言っても、既に洗脳されてるから解除すんのかなり手間なんだけど。でも、この、どうしようもない生き辛さの根本ってそれ以外の何物でも無いってもう本当にわかっちゃってるんだもん。


かと言って、私はそんなに極端に世間とズレているわけじゃない。かなり常識的で普通なところも多い。ただ、「選ばされた普通」じゃなくて「選んだ普通」を生きたい。どっちでも見かけは結果同じでも、ぜーんぜん違うんだよなあーーー。


「制服しか着ちゃいけません」というルールの中で制服を着ているのは何にも楽しくないけど、「何を着てもいいですよ」っていうルールの中で「制服がカワイイし楽だから制服着る♪」っていうのはとっても生きてるって感じがするじゃないねえ。結果同じじゃん、ならルールありでいいじゃん、なーんて言う奴はほんとうにつまらねえ奴だよなあ。


とか。なんかウカレタ文章になっちゃったけど、まあ、今は本気だからしょうがない。
あとからゲッソリ来るかもわからんけど、そんならそんでいいんだ別に。