元気が出なくたっていいじゃん

沈んだ気分ばっかでいるっていうことは嫌なものだけれども、
そういう状態を責める必要なんて無いんだよな。
明るく元気でいなきゃいけない、生き生きとしていなきゃダメな人間なんだとか、そんな風に、どういうわけだか思わされている。
理由もなく沈んでいるなんて良くないのか?
そんなことはないよね。
ただ、理由もなく沈んでいるだけ。嫌なものだけど、それだけ。
それを見て不愉快に感じて攻撃することのほうが余程酷いよなあ。


ようやく誰も私を攻撃しなくなったけれど、
私が私を攻撃しているね。


それを、やめることだ。


嫌ならやらなくていい。
何もかも嫌なら、何もしなくたっていい。


それが間違っているなんていちいち思う必要は無いんだよ。
無理に元気になんなきゃなんて、思う必要は無いんだよ。
だって、元気なんか出ないものねえ。


もしこのまま全て諦めるようなことになったとしても、
何にも悪くなんか無いんだよ。
ただ、楽しくは無いんだけれど。


乗り越えたら楽しめるような壁があるのかもしれない。
でも、乗り越えなきゃいけないってことじゃないんだよ。
乗り越えたら楽しいだろうなって思えれば進めばいい。
そう思えないんならそのままでいたって、誰に何を言われる筋合いもないんだよ。


楽しまなきゃいけないなんて誰が決めたの?
今は楽しめない、それならそれはそれでいいじゃない。
楽しむために頑張らなきゃいけないなんて誰が決めたの?
頑張りたくないんならそれでいいじゃない。
「このまんまじゃ駄目になる」その為だけに生きることなんかできないって思う。
駄目にならないためにだけ生きることなんかできない、なら、駄目でもいいさ。


ああしなきゃいけない、こうでなきゃいけない、ってやってきて、
そんなに良いことなんか無かったよねえ。
自然に気が向いてやってみたことの先にしか、幸福って無かったよねえ。


もっと自分を信じていいんだと思う。
頑固なまでに信じていいんだと思う。
だって、それ以外に信じられるものなんて何にも無いじゃないか。