親を、心で、見捨てることにした

4月12日にああいうことを書いているようなので、
少し状況は変化したとは言え、私は、なんだかずっと同じことを考え続けているのらしい。


腹が立って腹が立って仕方ないのだ。
もう過去のことだどうでもいい、なんて言いながらも、それで済んじゃいない。
ああでも、もう、高齢に差し掛かかって終わっていく人なんだから、
今更「あなたが私に何をしてきたのか思い知れ」なんてことをする必要もない。
諦めよう、はやく、ケリをつけよう、自分の気持ちに。
一緒に住まざるを得ないのだから、適当にやろう。
気に入らないことは聞き流そう。
できるだけ話をしないでいよう、特に真面目な話は。
それしかない。
演技力だ。
この家族はダメだ。いつまでもこだわっていては自分がダメになるだけだ。
見捨てよう。そして、形だけ、しなければならないことをこなしていこう。
心なんかこもっていなくてかまわない。
からしたい、という気持ちががあるから苦しむのだ。
無理だ、諦めろ、この家は無理だ。
どんなにあがいても、無駄。


孤独なんて、もう、とっくに、怖くない。


あんな父のほうが、まだ、まともだったのだ、あれでも。
人が人の思惑に合わせて行動するなんて、不健全極まりないことじゃないか。
自分勝手のほうが、まだ、自分の責任で生きている。
人をコントロールしようとする人間は、全てを、コントロールし得ない相手のせいにする。
周りのせいで、自分がいちばん不幸なのだ。ふざけるな。


もう、真面目にかかわったり、しない。
表面だけ、娘として、やらなければならないことだけ、淡々と、こなす。
罪悪感なんか不要だ。
私は、まともな人間なんだから、おかしな人間の相手はしない。
あいつは、おかしい、まともじゃない。
決定だ。
もう迷わない。